2012年8月22日水曜日

学調対策模試をふりかえる


さて、静岡県では、先週の土曜日で学調模試が一通り終わりました。


みなさん、復習はできていますか?


出来ていない人は、今すぐ問題を反復して、

解けるかどうか、解答の根拠をチェックしていきましょう!!!




今日は、そんな中3県統模試(学調対策模試)「数学」を振り返ってみましょう。


今回の出題では、比例反比例、一次関数とグラフの問題が少し難易度が高く、

ポイントになったようです。


これらの問題で、時間がとられ、最後の大問「図形の合同証明」で、時間切れ!

という人が多かったのではないでしょうか?


終盤の、「図形の証明問題」は、証明なので簡単ではないですが、

「平行」に注目すれば、比較的簡単に示すことが出来る問題でしたし、

「方程式の利用問題」も、比較的、条件をつかみやすいラッキーな問題だったと思います。




そう考えると、


「難しい問題は、後回し!」 


が基本です。



比較的数学が得意な人は、前から順に、解けるまで取り組む傾向があります。


数学が得意な人は、


「やられてしまった・・・・(汗)」


と後悔している人も多いのではないかと思います。



今回は、こういうことも教訓になりましたね・・・・。



では、主な問題のポイントです。


同じ問題が出るかもしれません。復習は、しっかりとです。



①比例反比例の問題

直線二本と曲線1本の交点が二つの条件。

単純に交点の座標を求めるのでなく、文字を用いてグラフ上の座標を(p ,4p)などと表す方法を知っているかどうか。

ちなみに、去年の学調過去問では、直線、曲線それぞれ1本の交点ひとつに関する問題。



②一次関数の問題

設問①は、サービス問題!

設問②は、三角形の面積を二等分する直線が、三角形の頂点を通過していない場合、どう考えるか。

ちなみに、去年は二等分する直線が三角形の頂点(原点)を通過している場合。



③角度計量の問題

1枚の長方形を折り返して出来る角度の計量です。これは、折り返して重なる角度は等しいことが使えるかどうか。若干難しかったかも。



④作図の問題

作図の問題は、

「二点からの距離が等しい」=垂直二等分線、

「二直線殻の距離が等しい」=角の二等分線、

円の性質(接線、弦と半径)

のいずれかがポイントになります。

今回は、一番最初の垂直二等分線!

去年の過去問は、「二直線に接する円を作図」でした。

いずれも、図形の性質を作図に応用していけるようにしておこう!




学調は、そもそも静岡県の中学生が一斉に受けて、自分の学力到達度をはかるものです。


「そのための対策」というのは、そもそもおかしいのですが、



県下一斉の、9月学調⇒12月学調⇒翌3月公立高校入試


とつながっていくので、非常に気になる存在であり、



それを一つの区切りとして、目標として、夏休みにより一層勉強する、


受けた後に、フォローする範囲を把握する、


という意味では、県下一斉の学力診断調査は、いいものだと思います。




あと学調まで2週間ですが、これからの弱点つぶしの参考になれば、幸いです!(^^)!

では。



2012年8月17日金曜日

静岡県学力調査対策(英語編)

こんどは、第1回学力調査対策の英語編です。

英語も、傾向は決まっています。

リスニング問題がおよそ3割を占めています。

それから、

対話文読解

長文読解

条件英作文

自由英作文

の大問が続きます!


出題内容を見てわかるように、

数学と違い、

他県で出題されるような、文法単独問題はなく、

英語総合力を問う内容となっていますので、難易度としては、高いと思います。



対策としては、

文法問題を通じて、英文法を体系的に確認しながら、

キーセンテンスを音読、書いて覚え、

英単語の意味を覚え、

長文の意味を取りながら音読していきましょう!



そんな中で、ポイントは・・・


ポイント①

英作文も配点のおよそ3割を占めています。

その中でも、条件英作文は、3年生で習った受動態を使った文と現在完了を使った文の条件英作文が少なからず出題されるので、3年生の教科書などのキーセンテンスは覚えておきましょう!


ポイント②

長文問題には、

英単語の整序問題や

(   )内の動詞の適性化(過去分詞にしたり、過去形にしたり、現在分詞にしたり)など

長文問題中に文法問題が出題されるので、長文の意味がよくつかめなくても文法問題として取り組みましょう!


ポイント③

対話文では、会話表現(口語表現)がよく出てくる、

去年でいえば、

Sure.

That's right.

What's up? など。

ので、会話表現を覚えて、慣れておきましょう!



ではでは、、、

高校受験生のみなさん、学調に向けてラストスパート、頑張ってください!






静岡県学力調査対策(数学編)

みなさんこんにちは。
お盆が終わり、夏休みも終盤ですね。

今回は、9月4日に迫っている静岡県の中学校で一斉に行われる学力調査(学調)についてです。

今日は、その数学編です!



9月に行われる第1回学調は、

公立高校入試のようにそれほど骨のある問題は出題されず、

基本事項が体系的に理解出来ていれば、解ける問題がほとんどです。


1年2年3年に習った基本事項を全体的に網羅して、復習することが大切です!


それから出題パターンは、およそ傾向がはっきりしています。

前々回の記事で書いた模試を受けたり、市販の学調実践問題に取り組んだりしていれば、

だいたいの傾向がつかめますし、

時間をかけて勉強する範囲も、わかると思います。

(塾の先生や家庭教師などアドバイスしてもらえる人がいれば、よりいいですね。)


ポイントをまとめてみました。ご参考まで。



ポイント①

計算問題は、およそ3割を占めますので、正負の数の計算から、因数分解や平方根まで含めて、完答できるようにしておこう!ここを落とすと痛いです。


ポイント②

確率、作図、角度計量、一次関数のグラフ、方程式の利用(文章題)、図形の証明は必ずと言っていいほど出題されます。


ポイント③

移行措置で加えられた範囲(球の体積表面積、度数分布表、無理数・有理数など)の出題いくつかあると思います。

特に度数分布など資料の整理の範囲は、解き方も決まっているので、出たらおいしい問題かな、と思います。


ポイント④

出来る問題から解いていくこと!

どの教科もそうですが、数学では、角度計量や方程式の利用、図形の証明問題に時間をかけすぎないことが大切です。



ではでは、

みなさんの健闘を祈っています!



2012年8月3日金曜日

脳科学的、ヤル気の出し方

受験生の人は、夏休み真っ最中。

天王山なのは、わかってるけど、ヤル気がついてこないんだよな・・・・・(汗)



そんな人のための、

脳科学的、ヤル気の出し方



『海馬 脳は疲れない』(池谷裕二・糸井重里著)



 一つ目

『ヤル気がなくても、まずやってみること。』

脳の中の側坐核というところが刺激されると、

ヤル気がでるようですが、

そこを刺激するためには、やり始めてやっているうちに自己興奮するらしい。

つまりなにか勉強を始めて、やっているうちにヤル気が出てくる!

ということです。

英語なら、英単語の確認。

数学なら、公式を使った計算演習。

など、かんたんにやり始めることができることから、はじめましょう。

特に時間を決めて、タイムアタック的にやると、「作業興奮」というヤル気に満ちたモードに入りやすくなります。



二つ目

『達成感(ごほうび)を小まめにあじわえる目標をたてる』

達成感という快楽を味わうと、脳のA10神経というところが刺激され、

さらに快楽物質が出て、ヤル気が維持されるようです。

英単語なら、例えば30単語という目標を決めて、15分で覚えてしまう。

数学なら、反復する問題を10分なら10分と決めて完答してしまう。

など、達成感を何回も味わえる工夫をしよう!



三つ目

『勉強タームを短めに分ける』

授業をやっていると生徒さんの様子でよくわかるのですが、

授業のはじめと、終わる直前というのは、

なぜか集中力、効率がよくなります。

ひとつの科目を90分間続けてやると、集中力のピークはその最初と最後の二つですが、

45分2科目に分けてやると、集中力のピークは45分の最初と最後の2回分

と効率がよくなる・・・

と考えるのも工夫のひとつ。


がんばれ、受験生!