2012年11月13日火曜日

チャート式では俯瞰できない




みなさんこんにちは。

一週間後の11月17日~18日は流星群です(^O^)/。

しかし今のところ天気予報は思わしくありません。

見れるといいね(^_^)。


さて、今日は数学参考書で有名なチャート式のだめなところです。



■網羅型は、その使い道のいいところがある。


みなさんは高校の数学Ⅰに始まって、

その都度、教科書とその準拠問題集を授業を中心に取り組んでいるハズです。

数研出版だと、4step問題集やスタンダード問題集を使っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、この準拠問題集、解答解説集が配布されていればいいのですが、

配布されていないと、負担この上ない状態ですよね。

家庭教師や個別指導に頼らざるをえません。



そんな中、スタンダードや4stepで解法がわからない問題の解法検索集として、

チャート式は威力を発揮します(^_^)。

たいていの問題は、チャート式(基礎と演習)で解決できるはずです。

教科書+準拠問題集+チャート式

という形は、数学のスタンダードな取り組み方のひとつです。



しかし、各学年で数学Ⅰや数学Ⅱを授業カリキュラムで進め、

さらに受験対策で、チャート式で一から復習、

というのは考えものです。



■各単元の復習タームは最適か、、、


チャート式のような網羅型の参考書は、どうしても例題・問題数が負担になってきます。

例題、あるいは練習問題などをこなしていくだけで相当の時間数が消費されます。



そこに、各解法の復習、反復を組み入れていくとなると、

とても制限された期間、時間でこなしていけるものではありません。

チャート式を丹念にやっていても成績が伸びないという人は、

復習が十分に出来ないでいる、復習のタイミングが悪いという可能性があります。

今一度、復習タームが適した時間内で出来ているか見直してみましょう(^O^)/。



このように、数Ⅰや数Ⅱの授業勉強が終わって、

基礎力をつけ、センター試験に取り組むような場合、

各単元の様々な解法を網羅していく勉強法では、ピンポイントの勉強になるため、

初期に行った問題解法を忘れてしまっているというパターンが多々見受けられます。



基礎がつかめ、ある程度の典型問題を習得できる参考書に取り組むと、

短期間で数学ⅠAや数学ⅡBの内容について俯瞰でき、

学習する内容や定理や公式などを体系だてて整理できるのがいいです。、





「元気が出る数学シリーズ(マセマ)」は、

この点、扱われている例題が絶対暗記問題として絞られているので、

各科目の出題ポイントについて俯瞰していくには最適の参考書です。

収録問題が少ない分だけ、短期間で仕上げを期待することが出来ます。




■ここからセンター試験につなげていく

マセマの元気が出るシリーズを一通りこなした後は、

センター試験問題に取り組んでみましょう。

第一問から第四問まで、手がつけられない、、、

という問題はないはずです。

もしあれば、元気シリーズの取り組みが不十分です。


自分の実力の現状が把握できれば、

そこを補う対策を探していけるはず(^O^)/。



まずは、典型問題を中心に、全体を俯瞰できるように取り組んでいきましょう。





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