2012年8月3日金曜日

脳科学的、ヤル気の出し方

受験生の人は、夏休み真っ最中。

天王山なのは、わかってるけど、ヤル気がついてこないんだよな・・・・・(汗)



そんな人のための、

脳科学的、ヤル気の出し方



『海馬 脳は疲れない』(池谷裕二・糸井重里著)



 一つ目

『ヤル気がなくても、まずやってみること。』

脳の中の側坐核というところが刺激されると、

ヤル気がでるようですが、

そこを刺激するためには、やり始めてやっているうちに自己興奮するらしい。

つまりなにか勉強を始めて、やっているうちにヤル気が出てくる!

ということです。

英語なら、英単語の確認。

数学なら、公式を使った計算演習。

など、かんたんにやり始めることができることから、はじめましょう。

特に時間を決めて、タイムアタック的にやると、「作業興奮」というヤル気に満ちたモードに入りやすくなります。



二つ目

『達成感(ごほうび)を小まめにあじわえる目標をたてる』

達成感という快楽を味わうと、脳のA10神経というところが刺激され、

さらに快楽物質が出て、ヤル気が維持されるようです。

英単語なら、例えば30単語という目標を決めて、15分で覚えてしまう。

数学なら、反復する問題を10分なら10分と決めて完答してしまう。

など、達成感を何回も味わえる工夫をしよう!



三つ目

『勉強タームを短めに分ける』

授業をやっていると生徒さんの様子でよくわかるのですが、

授業のはじめと、終わる直前というのは、

なぜか集中力、効率がよくなります。

ひとつの科目を90分間続けてやると、集中力のピークはその最初と最後の二つですが、

45分2科目に分けてやると、集中力のピークは45分の最初と最後の2回分

と効率がよくなる・・・

と考えるのも工夫のひとつ。


がんばれ、受験生!

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