2013年1月26日土曜日

インプットしてから演習はできてるか?




本格的な入試シーズン真っただ中の1月下旬、

受験生の人たちは過去問に取り組んでいることと思います。




こういった入試問題は、

基礎や知識の定着度や応用力が試されているわけですが、

普段何気に取り組んでいる問題演習も同じです。

狭い範囲での知識の定着度や応用力を確認するためのものです。




しかし、、、



その確認なんだ、、、

とわかっていない人が結構います。




そこで、

普段、問題演習を行うときの注意点。



■問題演習は、基本ポイントのインプット後に。

各々の単元の基礎ポイントをインプット理解してから問題演習を行いましょう。

当たり前のことですが、なかなか出来ていません。

まず教科書などで、基礎事項を熟読して理解しましょう。



問題演習は、基礎事項が理解出来たこと、その知識を使えるか、

を確認するためのものです。

理解が中途半端なまま、いきなり問題演習を行ってはいけません。



■上記の点。中学生は要注意です。

中学での学習分野は、

中途半端な理解でも独自流で考えて独自解答してしまえる、

というか、

演習に入ってしまったので、

自己流でもいいからやってしまおう、

という意思なのだと思います、

根拠のない方法で答えを導いてしまっている場合があります。





特に、中学1年2年の学調対策などで、

既習済の単元では、

以前に学習していることもあって、

基本事項を忘れながらもやってしまうことが目立ちます。

極端な例としては、数学の公式を誤認識しながら、問題を解いてしまっていたり、

などがあります。



■英語は短時間ではインプットできぬ・・・

英語長文でも同様です。

英単語を覚えていない、

あるいは英文法があいまい、

のような状態で、英語長文を読もうと思っても不可能です。

基礎ポイント、英文法・英単語のインプットが必要です。



しかし、長文読むためには、

インプットの時間と量がものすごく半端ないですね。

だから、いきなり演習で自信をなくしてしまうのです。






もはや当たり前のことで、

しっかりとした体系的な知識のインプットが大切なのは、

言うまでもありませんが、

そのやり方が意識出来ていないことがあります、、、

という話でした(^O^)/。







2013年1月25日金曜日

センター数学でも中学数学は重要。




ここにきて時間が経つのがものすごく速い!

センター試験も終わり、

もうあれこれ1月末に差し掛かろうとしています!



そこで、




センター試験数学をレビューしていて思ったこと。




タイトル自体、あたりまえなんですが、、、(^^;




中学、高校受験の指導も大学受験の指導も兼ねていると、

いかに中学学習内容が基礎に据えられているかが、

よくわかります。



■中学数学の土台が大事ですね(^^)。



特に図形問題。



中学数学で様々な図形の見方、

作図、

合同、

平行四辺形内での相似、

円との位置関係

などなどを学習し、訓練してきましたが、




センター試験でも、

それらの図形的性質の認識がたいせつですよね(^^)。




平面、空間ベクトルや三角比などは、

それらの基礎の上に成り立っているわけですね。




時間があるのなら、それら分野の中学範囲を総復習しておくことを、

ぜひぜひお勧めします。





今回の数学ⅡBの平面ベクトルの問題では、「中学相似」を利用して内分点も求められますし、

最後の面積の問いも出てきますね。

数学ⅠAの内接円の問題も同様です。





問題を複雑にしている図形的性質を読み取り、

いかにイメージできるかが、

解答時間を節約してくれます(^_^)



新高校2年生諸君や新高校3年生諸君はもちろん、

現高校受験生は、現状に甘んじることなく、

高校受験の内容をより深く掘り下げてほしいです。

高校受験は通過点ですよ~(^O^)/。



基礎を太くすれば、

その後の理解度もはかどりますね。





2013年1月12日土曜日

数学勉強法・・・1時間に何問確認できる?




数学の勉強方法・・・

まじめでこちこちの人は、

「ノートに問題集に鉛筆もって向かうものだ、、、!」

と身にしみていないだろうか?

時間ばかり消費し、効率悪いことこの上ない。



■鉛筆もった演習も大事だが、方針手順の理解暗記も大事!

数学の勉強というと、

「問題演習」=「ノートに解答を記述」

というワンパターンな勉強を貫いていないでしょうか?

数ⅠA、数ⅡB、数ⅢCと膨大な量の知識が必要であり、

その知識を使った様々な問題解法があるなかで、

一問一問記述するのは、あまりにも時間が不足します。

しかも、一度解いただけで、完全に解法を覚えてしまえるわけではなく、

高一であれば、次に高二内容が、高二理系であれば数ⅢCの内容が容赦なく押し寄せてくる。

いかにそれぞれの分野の知識理解を維持し、それらを利用できるようにしていくか、

ということが大事です。


そのように考えると、

一度まじめに図示や解答記述したあと、

その解答手順を理解しながら、

忘れてしまわないタームで、

何度も自分の書いたものを確認しながら、

想起していくことが大切です。

まじめに何回も解答を書いていては時間が全く足りないのです。

あなたは、1時間に何問確認できるでしょうか?

書いていては、せいぜい数問です。



■例えば前日に記述した解答を翌日に目視してみる。

翌日とまでは言いませんが、最低でも1週間以内に記述解答を目視してみましょう。

忘れかけていた問題解答方針や手順が頭に浮かび上がってきます。

そうやって数学の問題解法が積み重なり、数学解答力が身についていくと思います。


ニガテ分野はなぜ出来るかというと、

理解云々よりも、

一時的な理解度のために、

やった、やらないが顕著なだけです。

やってない、費やす時間が薄い分野は苦手になります。


他教科も勉強しなくてならない中で、

いかに効率よく勉強していくかが、総合力のボトムアップにつながっていきます。