2012年7月6日金曜日

中高一貫英語カリキュラム、入学前によく考えましょう!

期末テスト真っ只中の7月第1週です。

「英語Ⅰのテスト範囲はCROWNⅠとCROWN+と英頻です!」



とある地方中高一貫校のテスト範囲です。前回の中間テストでは、英頻からの出題は無視できる程度ではありません。
基礎編なので、それほど負担にはならないと思いますが、ついこの間まで、NEW HORIZENの教科書で四苦八苦していた生徒は、たいへんです。しかも、独習です。
(ちなみに英語グラマーではFORESTおよびそのドリルも範囲内です。)


地方中高一貫校では、上位生徒と中間下位生徒の実力の差がとても大きいです。
英単語の記事でも、同様ですが、どうしても私立の中高一貫校は上位にあわせた教材を準備します。そこが、英語嫌いを生む盲点となっているのではないでしょうか。

『NEW HORIZEN』→『CROWN』+『即戦ゼミ 英語頻出問題総合演習』ならまだいいですが、中学入学時から『PROGRESS21』をメイン教材として使っている地方中高一貫の中下位層にとっては、最悪といわざるを得ません。(たしかに、上位層にとっては、実力を伸ばせるいいテキストです。)

『PROGRESS21』などは、「ブランド」教材です。確かに、ひきつけられるかもしれません。しかし、裏を返せば、将来的に着実な英語定着が望めないかもしれません。

入学する学校の英語カリキュラム、よく考えましょう。


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