2012年9月29日土曜日

必勝の物理勉強法(理系基礎固め編)




「必勝の物理勉強法」(posted 2012.9.28)からの続編です。


前回は、教科書+準拠問題集+補足「橋元のはじめからていねいに」
という進め方の話をしました。



今回はさらに上のレベル、

難関私大や国公立二次試験の「基礎固め」で何をするか・・・・です(^u^)

ここでですが、「基礎」という言葉ですが、「かんたん」ではなく、「必要」という意味合いでとらえてほしいです。

つまり私大や国公立の入試問題を解くために「必要なものを固める」という目的で、どうするか。



巷の書店でいつも平積みになっている物理参考書






『物理のエッセンス 力学波動編・電磁気熱原子編』(河合出版)を、基礎の位置づけで取り組むことをよく見受けるのですが、


「かんたん」という意味合いで選択してしまうと、効果が出せずに挫折してしまうかもです(*_*;
解答解説は、比較的うすく、問題の中には難度の高いものもあります。


少なくとも教科書の問い例題ランクが終わって、内容が理解出来ている前提で、効果的です。

入試問題として取り上げられる、さまざまな現象に対しての、「解法を身につける」、つまり、「必要なものを習得する」のにいいと思います。




いわゆる入試問題を応用問題とすれば、

応用問題は基本問題(物理のエッセンス)の混合問題だ、

と考えると物理のエッセンスはお勧めだと思います。

だから、この参考書を物理の基礎固め用なんですね。





導入・理解のためのテキストではなく、解法習得のためのテキストと考えましょう。数学でいうとちょうど黄色チャート式のようなイメージですね(^u^)



なので、法則や公式の根本からの理解という面では、教科書や橋元さんのテキストで理解しておく必要があると思います(^O^)/





必要な人は、『橋元流解法の大原則1・2』(学研)を理解用として、エッセンスと並行出来ればいいかと思います(^u^)。


エッセンスと橋元テキストを行ったり来たりのイメージですね。



やっぱり「エッセンス」の3周程度の反復で解法を自分なりに書いてアウトプットし、

自分でマーキングした問題の「解法の想起」は常々必要ですね(^u^)



それでは、ここでひとまず区切りを(^O^)/。




2012年9月28日金曜日

必勝の物理勉強法


では物理を勉強すると決めた人、とのように勉強していけばいいでしょうか?

まず、「力学」から始まりますが、
そこがガタガタだと、その後も苦しくなります。力学の現象がイメージできないと、その後やってくる電磁気や波動のイメージも難しいです。

そんなこともあり、独学での習得は、かなり負担になると思います。

「必勝の物理勉強法」と書いておいて、拍子抜けかもですが、



やはり学校の授業と教科書と「センサー」や「セミナー」などの準拠問題集を軸とするのが基本です。



学校の担当の先生によっては、教科書を使わず、独自にプリントを準備してもらえることもあると思います。それも重要語句や公式など書き込めるプリントです。
そこに落とし穴があるのであって、このプリントを作ることで教科書を全く読まない人が出てきます。


教科書で体系だてて、読んで、復習できるようにしておくべきです。


そこではじめて、しっかり計算されつくして準備されたプリントが生きてくると思います。





では具体的に。



その①

教科書の内容を理解出来るまで読み直して、現象や図示された力の方向や公式の導かれ方を理解すること。本文以外の「参考」「実験」なども目を通しておいた方が賢明。センター試験などの題材になる場合があります。
















その②

教科書の項目ごとに、内容を理解した後、「問い」「例題」に取り組むこと。
解き方がわからない、どうしてこの答えが出てくるのか・・・・
という場合は、『教科書ガイド』で確かめる(^_^)






その③

教科書だけで理解や数式の使い方に苦しむ場合、
『橋元の物理をはじめからていねいに 力学編・熱電磁気波動編』を単元ごとに併用して理解するのがいいです。もちろん演習にも取り組む(^_^)。






その④

準拠問題集「セミナー」や「センサー」などの基本問題(センサーにおけるstep1)、例題、標準問題に取り組むこと。
学校にもよりますが、定期テストであれば標準問題(セミナーにおけるstep2)で十分だと思います。


















まずここまでで、オーソドックスな現象に公式を利用していけることが前提です。





ここで、ですが、

「教科書を理解する」、とか、「問いに取り組む」、とか書きましたが、

ノートに、公式を導く式の展開や図、演習の解を書いて手を動かしてほしいです。

問題で与えられた現象を図示して、数式に変換して展開していくことで、問題を解きます。

理解にとどまるのでなく、書きだす「アウトプット」が中心です。


では、ここでまた、ひとまずはずします(^O^)/




2012年9月26日水曜日

受験勉強を左右する物理選択



受験科目として、『物理』を選択するかどうか、

文系志望者なら、ともかく、

理系志望者では、

けっこう、頭を悩ますタネになってる人が多いのではないか、と思います。

なぜかと言うと、物理って、

「難しい!」、

「複雑!」、

「イメージできない!」、・・・・

というひとが圧倒的に多いからです(*_*;

(自分の身の回りの自然現象を数式で表現しているんですから、難しいの当然ですよね。)


それでも、物理を取ろうかどうか迷ってしまう・・・

それは、できるようになれば、物理は得点しやすい、

と考えてしまうからでは(^_^)?

他の科目に比べて、得意・不得意があるレベルではっきりと分かれるのが物理です。

どこまで頑張って勉強を続けるか、、、という問題も出てきます。





では、何を基準にして考えるか?


その壱

将来の進路、理工学系(機械・電子・情報・建築・・・等)を考えている人、

大学進学後の専門分野の基礎となる科目です。

「いやだ!」とはいえず、

勉強することは必要です!(^^)! 絶対勉強しておきましょう。

というより、勉強しなければ受験出来ない場合がほとんどです。



その弐

理系の人でも、計算力、数式の処理、数式への変換が苦手な人、

物理の教科書に書いてある本文、図が理解できない人、

数学でもそうですが、

例題などを解く際に、ノートに書かずに解答をずっと読んで理解する人、・・・等


これらの人は、しばらく学校授業で勉強をつづけて、

アレルギー的な症状がでてきたら、

選択は控えた方が、

賢明です(^_^)。



物理は、独学で勉強するには、

すごく負担の大きな科目だと思います。

 


しかし、現在は昔と違って、わかりやすい初心者向けの参考書が出ています。


『橋元の物理をはじめからていねいに 力学編』(東進ブックス)


いろいろ勉強法はありますが、

学校授業+教科書、

さらに授業と該当する「橋元の物理をはじめからていねいに」の力学編を並行して取り組む、

それでもだめなら、「個別指導を受ける!」、

それでもだめなら、受験選択を控える(*_*;



苦手の物理の選択は、受験勉強の重みになります。


すくなくとも高2の冬には、方針を決め、区切りをつけるのが賢明です(^O^)/






2012年9月25日火曜日

センター試験、上手い出願



9月もすでに最終週。

だいぶ季節も秋めいてきました。。。




10月1日から、いよいよセンター試験の出願が始まります!

今日は出願時のポイントについてです。














ポイント①



昨年度から、受験科目の事前登録をするようになっていますが、

今年は、

出願後も、登録を修正できます。





ポイント②



地歴公民と理科の受験科目登録は、

『1科目受験』か、『2科目受験』か、『受験しない』

で登録します。



問題冊子は、当日、パックで配布されるので、

問題配布後に、その中から受験科目を選択する形になります。



地歴公民は、問題配布後、10科目の中から受験科目を選びますが、

志望大学が課す受験科目に沿った形で、

問題をえらぶのは言うまでもありません。






















いろいろと戦略はあるとおもいますが、

早い段階で、受験登録を限定してしまうのは得策ではありません。

たとえ、大学が理科、地歴公民を1科目だけ課していても、

理科、地歴公民とも2科目受験をお勧めします。



とくに、高得点科目を成績利用する大学では、だめもとで2科目受けるべきです。

文系の理科など、

全く勉強していなかった理科総合Bが、

第一解答科目より予想以上に点数を上回ってボーダーを超えた!

という生徒を、昨年、実際に見てきました。



なにはともあれ!

各々の受験戦略がうまくいけば、とてもいいのですが、

どういう進捗、方針になるかは、わかりません。

選択肢は出来るだけ残しておくことをお勧めします。


では、またの更新まで。(^O^)/




2012年9月21日金曜日

駿台ベネッセマーク模試



秋分の日。

今年は116年ぶりに22日になってるようです。



普段どおり23日なら、3連休なのにね~(^^;



夏休み明けの駿台ベネッセマーク模試が今週末基準日ですね。



センター試験の前哨戦ですが、


夏休みの成果を試す、、、


のではなく、


夏休みにやり残したことをチェックする、

これからにつなげる、


ことに考え方をシフトするといいと思います!(^^)!




ベネッセのページに、

こんなデータが載ってました。



5-7文系/5-7理系(900点満点)
大学 得点 偏差値 大学 得点 偏差値
北海道大 649 62.7 信州大 544 54.7
東北大 657 63.4 名古屋大 670 64.2
山形大 510 52.2 京都大 727 68.5
筑波大 628 61.5 大阪大 683 65.7
千葉大 608 59.9 神戸大 659 64
東京大 772 72.3 岡山大 606 59.9
東京工業大 681 64.1 広島大 604 60
一橋大 698 69.1 愛媛大 527 53.7
横浜国立大 641 63 九州大 654 62.9
新潟大 555 56.1 熊本大 583 58
金沢大 599 59.3 鹿児島大 525 53.4



国英歴文系/数英理理系(600点満点)
大学 得点 偏差値 大学 得点 偏差値
北星学園大 307 50.8 明治大 446 64.9
東北学院大 289 48.6 立教大 440 65
青山学院大 416 62.1 早稲田大 486 69.3
慶応大 488 68.7 中京大 334 53.4
駒澤大 352 55.7 南山大 391 59.8
上智大 460 66.8 同志社大 454 65.3
専修大 351 55.7 立命館大 417 61.5
中央大 432 63.9 関西大 393 59.1
東洋大 335 53.5 関西学院大 408 61.4
日本大 344 53.9 松山大 308 50.8
法政大 399 60.1 西南学院大 368 57.5



昨年度の各大学合格者の模試平均点です。

ひとつの目標としてみてはいかがですか。




2012年9月18日火曜日

学調対策、高校入試対策で、単語集をチェックする







高校受験生のみなさん、

英単語集は持ってますか・・・?


教科書やテキストに出てくる単語や熟語を

いろんなやり方で覚えていると思います!(^^)!


しかし、、、

英単塾語も使わないと忘れていきます。



基本単語は、当然教科書にもしょっちゅう出てくるのですから、

忘れないはずですが、

入試でよく出るけど、それほど教科書に出てこない!

という英単熟語が存在します。


これらをいかに効率よく覚えるか・・・(^u^)



たとえば上の、

『英単語ターゲット1800』(旺文社)



公立高校入試なら最低限、

「LEVEL1~3」と「グループ暗記」

は反復しましょう!(^^)!

特に「グループ暗記」では、狙われやすい適語変形が、

うまくまとまっています。



では、どうやってチェックするのが効率がいいのか・・・?


一人ひとり、

チェックのやり方や効率よく覚える方法、

そして、どこから覚えればいいのか?

をアドバイスしてあげながら、取り組むのが効果があります。

まだまだ中学生では、効果的なチェックのやり方は不完全です。




学習コンサルティング『ひろがる!』では、

一人ひとりに適した、カウンセリング、アドバイスを行っています。


こちらのサイトもご参考に。





フェイスブックページへの「投稿」、「いいね!」もよろしくお願いします!

★下のボタンから、フェイスブックやツイッターでの共有、よろしくお願いします!



2012年9月17日月曜日

学調・高校入試対策のフェイスブックページ




フェイスブックページ 『静岡県学調・公立高校受験対策のページ』

なるものを作ってみました!(^^)!
















みなさん、


いろいろとWEBで、検索しておられると思いますが、




どんな情報を知ろうとして検索しておられるのか、、、?


もっと役に立つ情報を、、、


と思い(^^)。





★『いいね!』や『投稿』や『コメント』をお待ちしております(^O^)/



★それから、このブログの『いいね!』、『シェア』もよろしくお願いします。



では。


2012年9月14日金曜日

静岡県学調(英語対策編)



9月4日の学調英語、どうでしたか?


例年と同じ傾向で取り組みやすい内容でした。




条件英作文では、


第1回では頻出の受動態、現在完了の文型の問題、


自由英作文では、


比較的取り組みやすく、学校では定期テストで出題されるような


英作文テーマでした。




『英作文』の対策


普段から教科書に出てくる英文を

どれだけ反復して音読、読みこなしているか、、、、、

キーセンテンスをどれだけ自分の引き出しに取り込んでいるか、、、、、

につきます。



音読を反復するときに、

句や節を『かたまり』として意識しながら、

英文のポイントは何か?を意識しながら、

繰り返すことが大切。

(単に発音するだけでは、ほとんど効果はありません)



名詞に、冠詞( a、the )をつける場合、つけない場合を意識することも必要。



中学生の場合は、いかに教科書の英文を、

おのおのの句としての『かたまり』として覚えきってしまうか、、、、、

定型文を覚えること、


これが重要だと思います。





『長文読解』の対策


教科書学習だけでは、長文を読みこなす力をつけるには弱いです。

例えばトータルイングリッシュの教科書は、

Lesson毎にA,B,C,Dとセクションに分かれており、

学校の授業もA,B,C,Dで各々1コマを取ることが多く、

とてもとても、学校授業をメインとしていては、文章的に短いものになってしまいます。




やはり長文読解専用のテキスト(問題集)が必要です。

書店に出ているもので十分です。




一旦文法事項をインプットできたら、

教科書の本文、基本文も、Lesson毎に一気に読みこなしてしまう力量、工夫が必要ですね。




ではその長文問題集、どのように取り組むか。

前から『主語は何か』、『動詞は何か』を意識しながら、

『かたまり』の意味を瞬時につかめるようになるまで、音読を反復することです。

そして重要な英文では、そのポイントを意識できることです。



そのためには、1回2回程度の音読反復では、

効きません!

何十回と、『理解しながら』、音読することが大切です。




反復を繰り返す前に、自分にとっての必要事項はインプットしておくこと。




長文に取り組む前に、基本的な文法事項、

不規則動詞の活用、動名詞不定詞の用法などはインプットしておいて、

アウトプットできることが前提です。

要するに、文法問題に取り組んでおくことです。




12月の第二回学調英語は、さらに難易度が上がるはずです。

分詞や関係代名詞の英作文、

too~to~構文や形式主語、

会話文・対話文でよく使う英作文などが加わってきます。



定期テスト対策、学調対策と

やることが沢山ありすぎて忙しいですが、

9月~12月で一般的には受験校が決まります。

勉強好きになってほしいです。







2012年9月11日火曜日

静岡県学調(社会対策編)



9月4日に行われた静岡県学力調査(学調)の『社会』についてです。



今回は「公民」分野は含まれず、

「歴史」「地理」分野から総合的な知識を問う問題が出されています。




どちらかというと「歴史」に比重が偏っている傾向でした。



さて、みなさん、復習は、出来ていますか?

どのように復習していますか?




復習のやり方、対策の進め方は、



こちらでも指導していくことが出来ます。  ⇒  『個別指導』  『学習コンサルティング』 を参照してください。
 




では簡単に傾向と対策を。




『地理』



地理は、必ずと言っていいほど、

「グラフ、資料、推移表」から傾向・対比を読み取る問題が

2,3問出てきます。

これらは、正直な見解、ほとんど地理の知識は不要といってもいい問題です。

グラフから傾向が読み取れればいいのです。



地域の気候に関しては、

世界・日本の地域毎の気温・降水量のグラフを識別する知識

が必要です。




『歴史』



歴史は、縄文弥生時代から現代にいたるまで、「文化史」も含めて、幅広く知識が必要です。

しかし、比較的問われやすい、「防人」、「国分寺」や鎌倉時代の「奉公と御恩」など結構定番のものが出されているような傾向があります。



特に記述問題が多いので、

ある歴史的出来事に対する背景・原因・結果の流れを

教科書でおさえておかないと書けません。




『対策』


今回のような歴史は、

『税史』のようなテーマ

を持たせた問題が出されるにせよ、

飛鳥時代から現代にいたるまでの年表形式で設問が進みます。



教科書を何度も読みこなし、

『歴史の流れ』をストーリーとしてつかみ、イメージできることと、

歴史的出来事についての背景・原因・結果をつなげて理解しておくこと。



「教科書」 読んでますか?

知識を体系化するためには、

絶対必要です。



学校によっては、先生の方針で、

プリントが用意されたり、板書のみ

という場合もあるようです。



教科書を読んで頭に入らない場合は、

読んでインプットした後、

ノートに箇条書きでまとめて、

アウトプットしていきましょう。

知識が固まってきます。




今回の学調で出題された内容について、

教科書のどこにポイントが記載されていたか、

マーキングしてチェックしていきましょう。




そうすることで、

どのような点が、

出題のポイントになるか、

傾向がつかめると思います。



ぜひ実行してみてください。



2012年9月6日木曜日

赤本青本の重要性(その2)




昨日の赤本・青本の話に続きます。


赤本の刊行日は、大学によって違いますが、


東大や早稲田などは結構早く、5月に始まり9月10月まで続きますね。


センター赤本は4月からでてますよね。









しかし、、、




夏休みが終わったら、さあ志望校対策だ!と思っても、


赤本がまだ発売されていない~!!!!


という方、


結構いると思います。



そうです。



使いたい!と思ったときに、手に入らないかもしれない・・・そんな問題が起こります!



そのような方へアドバイス。



その①

現在高校2年生の方は志望校がある程度固まっていたら、来年の夏休みに向けて買っておきましょう!

赤本のホームページを見れば、およそ志望校の発売日が毎年いつ頃になるか分かると思います。発売が9月10月になるようであれば、買っておきましょう。



その②

志望校の出題傾向は、毎年それほど傾向が変わるわけではありません。

ブックオフやアマゾン、ヤフオクなどで中古品を探しましょう。

赤本って結構値段がするものです。

中古で代用できるところは代用し、

必要なら、東進やそのほかの過去問ダウンロードを利用しましょう。

ただし全ての大学の過去問がそろっているわけではありませんので注意です。

学校の進路指導室に保管されているものも使えると思います。




ちなみに赤本のWEBサイトhttp://kyogakusha.jp/






2012年9月4日火曜日

9月・・・赤本・青本の重要性

久々の更新となります・・・(^^;

すでに夏休みが終了し、新学期も1週間を過ぎようとしています・・・。

夏休みの成果は、これから現れますよ~!!



9月のベネッセ駿台模試を基礎養成の目標に設定していると思いますが、

目標までに何を出来るようにするのか・・・、

基礎力養成のひとつの最終目標として設定しましょう!




夏休みは、徹底して基礎力養成につぎ込んだ!という方が多いのですが、

前述の模試がひとつの区切りとなり、

9月からは基礎を利用していく演習中心になるのであって、

志望校の出題傾向をしっかりと意識するかしないかで、合否が分かれます!

極端な話ですが、東大に合格しても早慶にやられるということがありえます。



夏休みに基礎力養成が一区切りしたところで、

赤本で志望校対策を行っていきましょう!

入試問題の傾向と出題内容について、基礎が出来ているからこそ、

問題内容と解答解説が理解できます!

志望校対策は基礎力養成が終わってからです。

逆に話をすれば、この段階で志望校をある程度、取捨選択していく必要が出てきます。




志望校対策・・・

なにもいきなり時間を計って解ける解けないと一喜一憂するのではありません!

志望校の問題傾向を把握するのです。




英語を例に取ると・・・



国公立大では、

長文読解問題(下線部和訳等、内容一致等)、

英作文(自由英作文、和文英訳)がオーソドックスですが、


例えば、静岡県立大の国際関係学部では、要約問題が出題されます。

英文の内容も国際関係学科、国際言語学科の専門内容に直結した内容です。

それを把握して今後対策をするとすると、

専門的な背景知識をインプットしたり、

英文要約対策もやらなくてはなりません。



こうした志望校に特化した対策を9月から積み重ねるかどうかは、

大きな違いとなって2月に現れてきます!

一般的な模試で志望校の合格判定が良くても、

その問題傾向が違う、志望校の出題傾向に特色がある場合、

安易な気持ちではいられないのです。



さあ、みなさん、赤本を分析しよう!!